電脳世界――それは、もうひとつの世界。
情報の光に満ち溢れながら、温もりを持たず、皆が孤独にさすらう海。
だが、それをよしとしない者たちがいた。
二つの世界を見る魔術師と、冷たい海で生れた情報生命体。

彼らの作る新たな世界は、温かいものになる――はずだった。
立ちふさがるのはテラウェア。旧体制の支配者たち。
立ち向かうのはキャスト。電脳世界の開拓者たち。

今、ここに。電脳世界の未来を賭けた、大戦争が始まった。


トーキョーN◎VA The Detonation
『HELLO NEW WORLD』



運命の扉のその向こうに、
新世界(ニューワールド)が幕を開ける。


追加設定:
 ニューと友人関係である

 ニューがニューワールド・プロジェクトを発足させる切欠となった キャストとなる。
 電脳と現実、人間とAIを区別しない、〈フリップ・フ ロップ〉使いに相応しいキャストが望ましい。
●推奨スタイル:ニューロ
(※〈フリップ・フロップ〉を取得している事)

コネ:ニュー /推奨スート:【感情】
 「私は、ウェブに人の温もりをもたらしたいんだ」
 それが、君の友人にしてセフィロト・ソフトウェアの社長である“ニュー”の口癖だ。君は彼女の頼みで、セフィロトの新商品「ニューワールド」の開発に協力していた。
 しかし、完成も間近というその時、ライバル会社であるテラウェアから妨害がかかった。このプロジェクトはニューの夢をかけた物だ。邪魔されるわけにはいかない。
【PS:ニューワールド・プロジェクトを守る】
▼特記事項
・AIは非推奨だ。このシナリオは人間とAIが手を取り合って歩く 事を目的としたものだからだ。
・《電脳神》の使用想定シーンが存在する。
追加設定:
 セフィというAIと知り合いである


 いつも世話になっているおしゃまなAIが攫われてしまい、助けに行く枠。
 セフィを助けるモチベーションさえあれば、電脳に精通していても構わない。
●推奨スタイル:カタナ
(フリーランスの荒事屋)

コネ:セフィ /推奨スート:【感情】
  君は電脳にそれほど精通していない。サイバーウェアの扱いにはいつも苦労している。そんな時、君に助け船を出してくれたのが、セフィという少女AIだった。少し生意気だが、いつも丁寧にサイバーサポートをしてくれる彼女は、君にとって頼もしい存在だった。
 そんな彼女が、何者かに攫われてしまった。今こそ、彼女に恩を返す時だろう。
【PS:セフィを助け出す】
▼特記事項
・推奨スタイルは必須では無いが、ウェットは強く非推奨だ。
・シナリオ中、ある武器オプションが手に入る可能性がある。
 セフィロトの援護を行い、テラウェアと戦う枠だ。他のキャストの間 を取り持ち、情報などを共有できるキャストが望ましい。


●推奨スタイル:クグツ
(千早重工後方処理課の工作員)

コネ:ブレイル・ホーキング /推奨スート:【外界】
 情報工学部の名誉顧問であるブレイル博士が後方処理課に持ちかけた依頼は、セフィロト・ソフトウェアへの援護であった。
 何でも、セフィロトがテラウェアの工作員によって侵攻を受けているらしく、それによってウェブの大きな可能性が失われようとしているらしい。
 今、セフィロトに恩を売っておいて、損は無いだろう。
【PS:セフィロト・ソフトウェアに協力する】
▼特記事項
・コネ対象に関しては本誌p42のゲストデータを参照。
・《完全偽装》は有効に使える局面が存在する。
・ウェットは強く非推奨だ。
●クロニクルプレイ
 本シナリオは“クロニクルプレイ”を使用する。ステージはDetonation時代、『NTW』以前である。
 装備はニューワールド(『NTW』p27)」「デュアルゴーグル(『NTW』p32)」の使用を禁止する

●必要な神業
 本シナリオにおいて、《電脳神》1枚に使用想定シーンが存在する。また、敵の即殺神業のみでキャストがリタイアするのを防ぐ為に、防御系神業が1〜6枚必要だ。
 必要数はリサーチフェイズの展開で変動するが、通常は2〜3枚で十分だろう。

●特記事項
・リサーチフェイズにおいて、ダンジョンを攻略する時限性イベントが存在する。
・ウェットやBLAKK-IANUSの装備などは推奨しない。
・本シナリオで主に必要となる社会技能は、〈社会:ウェブ,企業,テクノロジー〉 などだ。
・〈知覚〉〈電脳〉などは多くの場面で役に立つだろう。


■キャスト間コネクション
 キャスト間コネは、以下の順で取得せよ。
『ニューロ』→『カタナ』→『クグツ』→『ニューロ』
(C) ニューロ/CD製作委員会
※ 『トーキョーN◎VA The Detonation』およびその関連商品は、有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です。
inserted by FC2 system